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2023新作 アクイスが記念日に因み初めての色に染まって250本限定で登場。オリス「ヘルシュタイン エディション 2023」

オリススーパーコピーのアクイスが記念日に因んで初めての色に染まって、2023年の新作「ヘルシュタイン エディション 2023」として、250本限定でお目見えします。
時計への愛情
一世紀を超えるオリスの歴史を振り返り、特別なヘルシュタイン エディション 2023が発表されました。
オリスについて詳しい方なら、オリスが会社として登記したのが1904年6月1日であったこと、それを記念して毎年6月1日に250本限定の、スイスのジュラ山脈にある美しい村の名前を冠するヘルシュタイン エディションを発表していることをご存知でしょう。

2023年はオリスのベストセラーであるアクイスがそのヘルシュタイン エディションとして登場します。これまで通り250本限定で、早い者勝ちです。
この度は色も特別ですが、デイトウインドウなしのダイアルが採用されました。
1904年の創立以来、オリスの事業方針は一貫しており、広く一般の人々のための高品質な時計をつくるということです。言い換えれば、高機能の美しい時計を、特別に裕福な人でなくても手に入れることが出来る適切な価格で提供するということです。今は「現代社会に生きる人々の為の時計」と言う言葉を使っていますが、その背景に119年前の創業者の想いが生きています。
勿論、全てのことが当時のままというわけではありません。現代では機械式時計は少なくとも時刻を知るための必需品ではありません。でも所有する喜びがあります。喜びを感じてそれを表現することは人として自然なことであり、高品質のスイス時計はその楽しみを実現するものでもあります。私たちを笑顔にします。それがオリスの時計の背景にあるのです。
新作ヘルシュタイン エディション 2023にも同じ思いが込められています。現代社会に生きる人々の為にデザインされた、美しい高性能の時計で、機械の楽しみを伝え、人々に笑顔をもたらします。ケースバックも特別です。
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違う視点
アクイスで初めてデイト表示のない、パープルダイアルのモデル、ヘルシュタイン エディション 2023をご紹介します。
オリスは独立企業として創業し、今も独立しています。だからこそ、お客様に喜ばれる時計をつくるために独自の道を歩むことが出来ているのです。
ヘルシュタイン エディション シリーズはその独立精神を最もよく表すものでもあります。これまでの3モデルは、それぞれ個性的で遊び心に満ちた、少し型破りなものでした。オリスを愛するファンのためにつくられました。
2023年、ヘルシュタイン エディションの第4段目は不動の人気を誇るアクイスに、ちょっとした変化が加えられたものです。
先ずはダイアルの色が深いパープルです。オリスフ ァンの皆さんからパープルのダイアルをリクエストする声が多かったので、この度実現しました。
次はムーブメントです。画期的な5日間パワーリザ ーブの自動巻、キャリバー400が搭載されています。高度な耐磁性とクロノメーターを凌ぐ精度(日差-3/+5秒)を備え、10年間オーバーホール不要、10年保証のムーブメントです。ひとつだけこれまでのモデルと違うところは、デイト表示がないことです。アクイスとしては初めてで、これも多くのオリスファンのリクエストに答えたものです。
そして裏蓋に特別な趣向があります。限定番号の刻印と共にスキューバダイビングのギアを装着したオリスベアがプリントされています。楽しく、見る人を笑顔にする仕掛けです。30気圧(300m)防水の本格ダイバーズウォッチであることを示すものでもあります。
250本限定で一回限りのご提供です。独立精神を持つオリスファンのための時計です。
ライトタッチ
パープルのダイアルにダイバー姿のオリスベア。この時計は楽しむためのもの、とオリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーは言います。
ロルフ、この4つ目のヘルシュタイン エディションのデザインプロセスを教えてください。
数年前にオリスブティックのお客様のための特別な時計をつくろうと考えたことが始まりです。「ブティック限定」と言うとちょっと排他的な感じがするのが嫌だったので、数を限って一度だけの発売にしようということになりました。オリスの創立記念日である6月1日に発表する特別企画にしたのです。
そのアイデアは成功しましたか?
大成功です。ヘルシュタイン エディションでは大きな売り上げを作ることはできませんが、オリスファンやコレクターたちに喜ばれる特別なコンセプトの時計です。あらゆる人の為の時計ではありますが、特にオリスファンに歓迎されてきました。オリスのストーリーを理解して、価値観に共感する人々に愛されます。250本しか作らない、ある意味ファンへのプレゼントでもあります。これらのモデルは1度きりしか作られません。
「特別なコンセプト」と言うことですが、今年のヘルシュタイン エディションはスチールのアクイスです。よく知られる、シンプルなデザインで、特に変わったコンセプトも無いようですが?
これまでの3モデルはすべてユニークで、特に昨年のものは1990年代後半のフルスチールを基にしたものでした。オリスにとって、最近の歴史で特別な存在だったものです。「コネクト」時代の前のものを再びファッショナブルによみがえらせる情熱的なプロジェクトでした。それと比べると2023年版はシンプルなものと言えますが、オリスファンの皆さんの期待にお答えするものです。
オリスファンの期待とは?
嬉しいことに、世界中に活発なオリスファンのコミュニティがあります。SNSで活発なやり取りが繰り広げられているし、世界に30以上あるオリスソーシャルクラブのネットワークで、それぞれの地域のファンたちが情報交換しています。それらのメンバーの皆さんがオリスにいろいろなご意見をくださいます。「なぜアクイスにデイト表示なしのモデルが無いの?」というような質問もいただきます。そういうことを基にして作ったのがヘルシュタイン エディション 2023です。だからオリスコミュニティのための時計と言うわけです。
特別限定のモデルが定番に加わることはよくあります。デイト表示なしや、パープルダイアルのアクイスもそうなりますか?
2021エディションはキャリバー403のデビューを飾ったとはいえ、ヘルシュタイン エディションは将来の方向性を暗示するものではありません。創立記念を祝うため、喜びを共有するため、人々を笑顔にするためのものであり、オリスコミュニティに恩返しするためのものでもあります。デイト表示なしのアクイスもいいですよね。でもこのモデルがその先駆けとなるものではありません。例えばフルスチールは定番にはなっていませんよね。
では、どういうことを示すのですか?
そんなことを深く掘り下げることにあまり意味はないと思います。今の私たちは深刻な問題に囲まれていますから、もっと気楽に、スイスのオリスコピー機械時計を楽しんでもらいたいのです。敢えて言うならヘルシュタイン エディション 2023は「インクルーシブ(開放的な)ラグジュアリー」のシンボルでしょう。つまり羨望の対象になるのではなく、楽しみを共有するラグジュアリーです。我々は真剣に時計づくりに取り組んでいますが、それを楽しんでいます。それがヘルシュタイン エディション2023が示すものです。

シャネルの腕時計「プルミエール」とは。誕生の歴史も紹介

世界中の女性から絶大な人気を誇るシャネルは、腕時計においてもカルティエやロレックスと並ぶ支持を集めている。そこで今回は、シャネルの時計の歴史を語る上で欠かすことのできない「プルミエール」について、その魅力と誕生の歴史を見ていこう。

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時計界の貴婦人「プルミエール」

1987年にシャネル初の腕時計として誕生した「プルミエール」は、「J12」と並び、高い人気を誇るコレクションだ。時計界の貴婦人と称されるプルミエールの特徴を解説する。

美しい八角形のケース

ヴァンドーム広場は、シャネルの創業者ガブリエル・シャネルが暮らしたホテル「リッツ・パリ」から見下ろすことができる。

プルミエールを特徴付ける要素のひとつが、気品溢れる美しい八角形のケースだ。名香、「シャネル N°5」のボトルストッパーやパリのヴァンドーム広場から着想を得たデザインである。

創業者にとって、特別な場所をイメージした八角形のケースからは、ロマンチックな歴史の余韻も感じられるだろう。

1937年、ヴァンドーム広場を望むリッツ・パリのバルコニーにたたずむガブリエル・シャネル

シンプルな文字盤

1987年、プルミエールをつけた、当時のシャネルのミューズ、イネス・ド・ラ・フレサンジュ。
プルミエールの文字盤には、「CHANEL」の刻印と時針・分針しか存在していない。全てのインデックスを取り去ったシンプルな構造となっている。

時間だけが刻まれていく様子は、“時間に縛られず自由に生活してほしい”という、多忙な毎日を送る女性たちへのメッセージとも受け取れる。

一切の数字を配さない文字盤からは、シャネル独特の気品が醸し出されている。ジュエリーのような華やかさや、エレガントな雰囲気も感じられ、さまざまなシーンになじみやすい。
シャネル初の腕時計、プルミエール
シャネルの時計の歴史は、1987年に誕生した初代プルミエールから始まっている。当初のモデルの特徴を見ていこう。

シャネル初のウォッチ、プルミエールは、ゴールドのチェーンにレザーを編み込んだブレスレットが特徴で、女性のための腕時計としてデザインされており、メンズウォッチの縮小版を女性用として展開していた1980年代のウォッチメイキングの常識からすると、珍しいデザインだが、そこにはシャネルの伝統が潜んでいる。

このブレスレットのデザインは、シャネルを代表するハンドバッグを彷彿とさせる。八角形のケースは、香水「シャネル N°5」やパリのヴァンドーム広場をイメージしており、まさにシャネルのエッセンスを詰め込んだ腕時計といえるだろう。

革新的なデザインと優雅な雰囲気をまとった初代プルミエールは当時、日本でも人気を集め、多くの女性が身にまとった。
プルミエールのおすすめ現行モデル
プルミエールの現行の人気モデルを紹介する。

メタルチェーンのプルミエール

シャネル「プルミエール」
クォーツ。SSケース(縦26.1×横20mm、厚さ7.6mm)。ステンレススティールのチェーンブレスレット。リュウズにオニキスのカボション。128万7000円(税込み)。

まず、最初に紹介するのは、メタルチェーンをブレスレットに採用した、季節、場面を問わずつけられる定番モデルである。八角形のケースと丸みを帯びたチェーンが、美しい対比を生み出している。

ケースサイズ26.1mm×20mm、厚さ7.6mmのミディアムモデルで、ケース外周には、56個のブリリアントカット ダイヤモンドが並べられている。ファッションのアクセントとして活躍してくれるだろう。
プルミエール リボン

シャネル「プルミエール リボン」
クォーツ。18KYGケース(縦19.7×横15.2mm、厚さ7.5mm)。リュウズにオニキスのカボション。ヴェルヴェットタッチのブラックラバー ストラップ。72万500円(税込み)。
ヴェルヴェットタッチのブラックラバー ストラップを用いたタイプが「プルミエール リボン」だ。細身のストラップが上品な雰囲気を醸し出している。

ケースバックには、肌に優しいチタンを採用している。金属が肌に合わない女性も安心して装着ができる。

リュウズにカメリアやコメットのチャームをあしらったタイプもチェックしておこう。

シャネル「プルミエール ラッキー スター」
クォーツ。SSケース(縦19.7×横15.2mm。厚さ7.5mm)。ベゼルに52個、コメットのチャームに6個のブリリアントカット ダイヤモンドをセット。ヴェルヴェットタッチのブラックラバー ストラップ。121万円(税込み)。

シャネル「プルミエール カメリア コレクション」
クォーツ。18KYGケース(縦19.7×横15.2mm、厚さ7.8mm)。カメリアのチャームに1個のブリリアントカットのダイヤモンドをセット。ヴェルヴェットタッチのブラックラバー ストラップ。102万3000円(税込み)。
3連ブレスレットのプルミエール

シャネル「プルミエール」
クォーツ。SSケース(縦19.7×横15.2mm、厚さ7.5mm)。ステンレススティールにレザーを編み込んだ3連ブレスレット。74万2500円(税込み)。
こちらは、プルミエールを象徴するチェーンを3連にしたロックテイストの時計である。チェーンにはブラックレザーを編み込んでいる。

特徴的なチェーンが手首で存在感を放ち、フォーマル・カジュアルどちらのシーンでも、雰囲気のあるアクセントになってくれるだろう。
プルミエール オリジナル エディション

シャネル「プルミエール オリジナル エディション」
クォーツ。SS(18KYGプレート)ケース。(縦26.1×横20mm、厚さ7.6mm)。ステンレススティール(18KYGコーティング)にレザーを編み込んだチェーンブレスレット。85万8000円(税込み)。
1987年に登場したメゾン初のウォッチ、プルミエールをシャネル ウォッチ クリエイション スタジオの手によって現代に蘇らせた復刻モデル。

初代プルミエールとくらべ、ゴールドのカラーがやや柔らかく明るくなったほか、ダイヤルの針はより細く長く、リュウズはフラットになるなど、ディテールを現代的にアップデート。
大人の女性にふさわしい本物を身に着けよう
シャネルのプルミエールは、メゾンの美意識とコードをちりばめ、初めて作り出した時計だ。

美しい八角形のケースと極めてシンプルな文字盤に組み合わせたブレスレットが特徴的なコレクションだが、ブレスレットにもさまざまなバリエーションがある。大人の女性にふさわしい本物の1本を探してみよう。

オメガが宇宙飛行士に贈った「初のゴールド」スピードマスターが2億4300万円にて落札される!

オメガが宇宙飛行士に贈った「初のゴールド」スピードマスターが2億4300万円にて落札される!同宇宙飛行士が個人所有のスピードマスターを着用したことからNASAでの制式採用に

NASA初期における3つの宇宙プロジェクトすべてに参加した唯一のアメリカ人宇宙飛行士へと贈られた1本
さて、宇宙飛行士が所有していたオメガ・スピードマスター プロフェッショナル(BA 145.022)がなんと1,906,954ドル、現在の為替レートだと約2億4300万円にて落札されたとの報道。

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この腕時計は、1969年11月25日、ヒューストンのホテル・ワーウィックで開催された特別ガラディナーにて、宇宙飛行士であるウォリー・シラー氏へと贈呈されたものだそうですが、当時オメガは、「Tribute to Astronauts」シリーズとして知られるこの”18Kゴールド”スピードマスターを合計26本、生死を問わずNASAの宇宙飛行士に贈ったと紹介されています。
26本のオメガ・スピードマスター プロフェッショナル「トリビュート・トゥ・アストロノーツ」はそれぞれ仕様が異なる
なお、これら26本のオメガ・スピードマスター プロフェッショナル「トリビュート・トゥ・アストロノーツ」のケースバックには、引用文、宇宙飛行士の名前とミッション、宇宙飛行を行った日にちなんだ日付が特別にエングレーヴィングされているといい、つまりは26本それぞれが異なる仕様を持つということに。

そして今回落札された腕時計は26本のうちの「No.8」であり、そのケースバック外周には「Astronaut Walter M. Schirra, Mercury 8-Gemini 6-Apollo 7」、センターには”時間と共に、時間を通して、時間の上で、人類の宇宙進出を記念する”という文章が刻印されています。

ウォリー・シラー氏は、NASAの初期段階における3つの宇宙プロジェクトすべてに参加した唯一のアメリカ人宇宙飛行士でもありますが、スピードマスターがNASAに制式採用されるきっかけを作ったのも同氏であり、というのもウォリー・シラー氏が「シグマ7号」に搭乗した際に個人所有のスピードマスター(CK2998)を使用していたことからスピードマスターに対するNASAの評価が高まったため(1962年、NASAはアポロ11号に搭乗する宇宙飛行士向けの腕時計としてオメガ、ロレックス、ブローバ等をテストしている)。

当時、この腕時計は「オメガが初めて製作したゴールドのスピードマスター」だったといい、通常のスティール製スピードマスター プロフェッショナルと同じデザインとサイズを持っていますが、ゴールドベゼルには、バーガンディ(ダークレッド)のアルミニウム製インレイが施され、かの有名な「ドットオーバーナインティ」、そして「Swiss Made」の隣にある「OM(金無垢の意味)」文字が記された特別なゴールドダイアルがセットされています。

アワーマーカーはオニキス製で、それぞれ2つのファセットがあり、ゴールドのフレームにセットされるという特別仕様、そして時針と分針はブラック仕上げ(センターはゴールド)となっており、ソリッドゴールドの文字盤とのコントラストが演出されることに。

ゴールドのブレスレット(1116/575)は、中空リンクとストライプ装飾を持つ14mmゴールドのクラスプを備えています。

ケース径は42ミリ、ムーブメントはレマニアをベースにしたクロノグラフキャリバー861(21,600vph)を使用していますが、動作に問題はないといい、付属品も完備、しかし化粧箱に若干の傷みがある、とのこと。

オメガ・スピードマスター プロフェッショナル「トリビュート・トゥ・アストロノーツ」は考えうる限りのオリジナルコンディションを維持
このオメガ・スピードマスター プロフェッショナル「トリビュート・トゥ・アストロノーツ」は、ウォリー・シラー氏が生涯にわたり所有していたそうですが、宇宙グッズコレクターとして知られるラリー・マクグリン氏がウォリー・シラー氏の死後、シラー家からこの時計を直接購入したと紹介されています。

購入時には(ウォリー・シラー氏がオリジナルのベゼルを紛失していたため)オメガから同じ仕様のバーガンディ・ベゼル(1969年生)を購入し、ラバーガスケットとともに追加したとされ、しかしそれ以外は全て当時の状態を保っており、パーツ含めてすべて「当時のまま」。

プロによる洗浄が行われているものの、レストアは行われていないという貴重な一品であり、「クレーターで覆われた月面がデザインされたオメガ・スピードマスターのスクエアボックス(このボックスは一般ユーザー向けに販売されたスチール製バージョンに転用された)」、そしてウォリー・シラーが(紛失したバーガンディのベゼルの代わりとして)購入したブラックベゼルが付属する、とのこと。

参考までにですが、オメガはこのスピードマスターBA 145.022を1,000本製作しており、シリアルナンバー1は当時のリチャード・ニクソン大統領へ、ナンバー2はスピロ・アグニュー副大統領へ、そしてナンバー3からナンバー28までが宇宙飛行士へと(特別な刻印とともに)贈呈されており、ナンバー29~32はVIPへと贈られ、ナンバー33~1,000が一般ユーザー向けに販売されたのだそう。

ロジェ・デュブイ×ランボルギーニ最新腕時計「エクスカリバー・スパイダー・ウラカン ブラック」発表!価格は858万円、同じカラーのヘルメットがもらえるキャンペーンも


同じブランドが短期間でここまで価格を上げた例は他に見たことがない
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さて、ランボルギーニ・ウラカンシリーズの受注が終了してしまい、新車にて購入することが叶わなくなってしまいましたが、ランボルギーニ、そしてスクアドラ・コルセのパートナーであるロジェ・デュブイ(Roger Dubuis)が88本限定の限定腕時計、「エクスカリバー・スパイダー・ウラカン ブラックDLCチタン 45ミリ」を発表(858万円)。

なお、現在オンラインにて販売を開始したところであり、今のところはまだ受注が可能な状態となっていて、かつ「限定レーシングヘルメットを獲得できる」キャンペーンも開催中となっています。

ロジェ・デュブイ・エクスカリバー・スパイダー・ウラカン ブラックDLCチタン 45ミリはこんな腕時計
そこでこのエクスカリバー・スパイダー・ウラカン ブラックDLCチタン 45ミリを見てみると、ケースはブラックのDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)加工が施された45ミリのチタンケース、そしてベゼルはホワイトのMCF(ミネラル・コンポジット・ファイバー)。

ストラップはカーフレザーのインレイが施されたラバー製、そしてクイックリリースシステムが採用されています。

文字盤、ケース、針には効果的にブルーとレッドが使用され、ホワイトのベゼルにもブルーとレッドのマーキングが施されていますね。

ケース形状は最近のトレンドの一つでもある(内側に空洞がある)スケルトン構造。

搭載されるムーブメントは自社製の自動巻きキャリバーRD630。

12度傾けたバランスホイールとツインバレルを持ちますが、ウラカンのエンジンルーム内に取り付けられているクロスバーをモチーフにした「X」状のパーツを持つことも特徴です。

トップにはハニカムメッシュや「フロントのエアインテークを模した」パーツも装着済み。

ケースバックはシースルー、そしてウラカンのホイールデザインやブレーキローターを模したパーツも(ホイール風のディスクが巻き上げローターとなっている)。

ロジェ・デュブイはこんな腕時計メーカー
このエクスカリバー・スパイダー・ウラカンをリリースするロジェ・デュブイは1995年に設立され、その後1999年に初めて製品を発表したという比較的新しい腕時計ブランドです。

(2008年の部分的な取得に加え)2016年にはカルティエ筆頭のリシュモングループが全株式を取得し傘下に収めており、このあたりから「超高価格路線」を歩み始め、一気に価格帯を「数百万円(しかも1000万円近い)」というランクへとシフトさせたことが印象的で、これまでにも様々な腕時計メーカーが上級移行を図り値上げを行ってきたものの、その多くは失敗し、いくばくかは上級移行に成功したとしても「さほど劇的には」変わっておらず、そんな腕時計業界の中において「ブランドシフトを成功させた」数少ない、もしかすると唯一の例かもしれません。

そして現在のロジェ・デュブイの中心価格帯というともう1000万円前後にまで上がってしまい、おいそれを購入することができないブランドとなってしまったわけですが、ロジェ・デュブイ自身、自らの製品をして「ハイパーウォッチ」と呼ぶほどの自信を見せています。

この成功はひとえに「価格に見合う」だけの技術や機能、デザインを備えるためだと思われますが、おそらくはここからも継続的に(しかし緩やかに)価格を上げてゆくことになりそうで、あと数年後には「1000万円以下で購入できる製品はもうなくなっている」かもしれませんね。

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ブルガリが厚さわずか1.8ミリ(500円玉と同じ)


| 残念ながら「世界最薄」の座はリシャールミル RM UP-01の手に渡っている |
ブルガリとしてはなんとしても10周年記念モデルで世界最薄の座を奪還したかったのだと思われるが
さて、「薄さ」という他腕時計ブランドが注目していない領域を追求し続けるブルガリ(BVLGARI)。

自身でたびたび「世界最薄腕時計」の記録を塗り替えていますが、今回なんと厚さ1.8ミリというとんでもない薄さを持つ「オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデル」を発表することに。※オクト フィニッシモ ウルトラ自体は2022年3月に発表されており、今回のモデルはそれをベースにしたオクトの10周年記念モデル

ちなみにこの「1.8ミリ」というのは500円硬貨と同じ厚さといえば「いかに薄いか」がわかるかもしれません。
ブルガリ「オクト」は10周年
ブルガリ「オクト」は2012年に誕生した新シリーズで、円と八角形(オクタゴン)をモチーフにしたデザインを持っており、その面の数は当時「130以上もある」として売り出されたもの。

発売当初はとくに薄さを標榜していたわけではなく、ぼくが欲しかった「バイレトロ」「クアドリレトロ」といった普通の厚さをもった腕時計が主流だったのですが、2017年のバーゼルワールドにて突如「世界最薄」となる厚さ5.15ミリの「ブルガリ・オクト・フニッシモ・オートマティック」を発表し、そこから一気に「薄さ」を追求する方向へとシフトしています。※バイレトロ、クアドリレトロを購入しなかったのは、そのメンテナンス費用があまりに高額だったから
ただ、今回発表されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルの厚さは「(2022年モデルと同じ)1.8ミリ」という驚くべきレベルにあり、つまり5年でその薄さを1/3くらいにまで詰めてきたということを意味します。

しかしながら、この1.8ミリという薄さをもってしても現時点では世界最薄ではなく、いまのところ世界で最も薄い腕時計はリシャール ミルの「RM UP-01」の1.75ミリ(50円玉と同じくらい)。※このリシャールミルRM UP-01は、オクト フィニッシモ ウルトラが発表された4ヶ月後に記録を塗り替えている

もちろんブルガリは今回の10周年記念モデルにて、リシャールミル RM UP-01より薄い腕時計を作って世界最薄記録を奪還しようとしたのだと思われ、しかし「0.5ミリの壁」を突破することは難しかったのかもしれませんね。

ただ、世界最薄の座は逃したものの、ブルガリは未だトゥールビヨン、ミニッツリピーター、クロノグラフ、自動巻き、永久カレンダーといったカテゴリにて「世界最薄」を記録しており、現在その記録は7つとなっています。

オクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルはこんな腕時計
そこで今回発売されたオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルを見てみたいと思いますが、この驚異的な薄さを実現するにあたってブルガリは根本的な腕時計の設計を見直しており、「ひとつのパーツに4つの役割」をもたせることで腕時計全体のパーツ点数を削減し、この腕時計の設計段階にて8つの特許が申請されたとアナウンスされています。

仕様としては2022年のオクト フィニッシモ ウルトラに近く、しかし右上の時間を表すダイヤル上に「10」が強調されているのがその違い。

しかしながら腕時計本体以外にも10周年記念モデル特有の「特別仕様」が見られ、それはこのプレゼンテーションボックス。

このボックスにオクト フィニッシモ ウルトラを収めると、設定した時間へと自動にて時刻あわせを行い、かつゼンマイの巻き上げ(手巻き)も行ってくれるという機構を持っており、このボックスだけでも相当な価格となりそうです。

なお、お気づきのとおり文字盤の左上にはQRコードがレーザーにて刻まれていますが、これを読み取ることで10周年記念モデル専用のウエブサイトにアクセスでき、その腕時計の製造過程の画像や動画を見ることができるほか、NFTアートワークにもアクセスできるのだそう。

このオクト フィニッシモ ウルトラ 10周年記念モデルは10本のみの限定販売となっており、価格は5221万7000円に設定され、しかしすでに全本数が完売済みとのこと。

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